高齢者にとっての暖房器具は「命を守る必須アイテム」と考えましょう
わたしの両親はすでに父が八十を超えて、母も来年には八十になります。外見がとても若い夫婦なので、年齢を言うとびっくりされますが。中身はやはり高齢者なのだと自覚して欲しいところもあります。
父はいまだに運転もしますし、仕事で図面も書きます。しかし離れて暮らしていると、高齢だけに火の後始末や、運転にしても遠方はやめて欲しいなど、いろいろな心配もあります。
暖房器具は電気を利用するものが多い理由は、電気代の節約がメインではなく高齢者対策だと言われています。 つまり、石油ストーブなどは火事の危険性があるからです。 冬場の寒い時期は高齢者にとって健康面で非常に厳しい環境です。
なので、高齢者にとっての暖房器具は「命を守る必須アイテム」と考えてよいでしょう。 もちろん、電気代を節約することは大事なことですが、高齢者の場合は安全と健康を第一に考えなければなりません。
高齢者は寒さに弱いだけではなく乾燥でも体調を壊してしまう場合があります。 年齢を重ねると皮膚の水分や油分が少なくなります。空気の乾燥はインフルエンザにもかかりやすくなりますね。
電気式暖房器具であれば、空気を汚すこともなく、火事の心配もありません。 まずは部屋の中でじっとしている時間が長い高齢者に適した暖房器具を選定しなければなりません。
注意したいのは電気ストーブなどの局所を暖めるタイプの暖房器具です。 電気ストーブはすぐに暖まることができますが、その前面に居続けると火傷をしてしまいます。眠ったしまって洋服を焦がしたりする場合もあります。
電気式だからといっても局所は高温になるので注意がいるのです。24時間のプログラムタイマーなどをつけて、毎日同じ時間について、消し忘れもないように設定することもできますね。
体温調節が上手にできない高齢者にはとくにです。だからこそ高齢者には電気毛布などの柔らかいぬくもりを与えてくれる商品を選定したいものです。
自分で熱さを感じない場合もありますから、周りの人が設定温度もこまめに調節してやることが大事です。電気毛布などは一日中つけたままにしておくと、低温やけどの心配もありますね。
そして、高齢者の寒さ対策として注目されているのが浴室暖房です。 お湯の中に入ると暖かいですが洗い場はかなり寒いことが多いでしょう。 高齢者にとってこの寒さは命取りとなります。
脱衣室や浴室の洗い場を暖めるように工夫することで、高齢者の命を守ることにもなります。リフォームなどでもできますし、脱衣室などは人感式の電気暖房器具を設置するなどでも対処できますね。
トイレも同じですね。 最近はトイレ専用の暖房器具も販売されるようになりました。小型の暖房器具で持ち運びのできるものから、設置式の少し大きめのものまで、さまざまな種類があります。
高齢者だけではなく、心臓に疾患を持っている人の場合は急激な温度差に注意が必要なのです。暖房している部屋から冷たい廊下に出て、そこからまたトイレに行くなどの場合は、できるだけ温度差が少なくなるように工夫が必要です。
まだまだ寒い季節がつづきます。高齢者にとっての暖房器具対策は十分ですか?
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昔ながらの火鉢を使って南部鉄瓶でお湯を沸かす生活もいいなあ
なにかにつけて、昔っぽモノに心が惹かれます。そのなかでも昔ながらの火鉢がわたしのなかでは暖房器具としては注目するアイテムのひとつです。電気を使いませんから、電気代節約の一役となっているのです。
母方の実家ではいまでも使っています。火鉢のまわりでスルメを焼いたり、学校から帰ってくると「手をあたためなさい」と祖母にいわれたものでした。いまでも実家の倉庫には火鉢があります。
もちろん、若い人たちは火鉢を見たこともないでしょう。 実際に火鉢で暖房のための電気代が節約できるのでしょうか。 けれども部屋全体を火鉢で暖房することは無理があります。
局所的な暖房に限られてしまうと考えてください。 火鉢をしらない人でもいまは人気がでてきました。若い人たちに火鉢が人気なのはインテリアの一種としてでしょう。 暖房能力は小さいのです。
それでも昔は十分な暖房器具でした。 冷たい手を暖めることぐらいしか火鉢にはできませんが、床暖房を付けながら火鉢を囲んでいると気分的に暖かくなりますね。老舗の旅館などでも見ることがあります。
部分的にしか温まらない火鉢ですが、家族が小さな火鉢の周りに集まる風景も悪いものではありません。火鉢といろりでお湯を沸かしたり熱燗を付けたりするのもいいでしょう。
一人で晩酌もいいでしょうし、夫婦でお茶のみも悪くありません。 暖房器具に何を求めるかが重要です。 電気代の節約のために火鉢だけで暖房を取ることは止めた方がいいですね。 現実的ではありません。
それでもインテリアの一部として購入するのなら、小さな火鉢と大きな火鉢がありますから、部屋の間取りに合わせて購入するとよいでしょう。間違った使い方をしなければ、長く使えるものです。
暖房器具は昔と比べると格段に進歩しています。 電気の登場が大きな変化点です。 最新技術を使っている暖房器具の場合の方が電気代節約の効果は高いでしょう。火鉢は心が落ち着くあたたかさと、捉えて使いましょう。
それを踏まえた上で火鉢を使いたいならば、炭のおこし方を上手にならなければなりませんね。 また、一酸化炭素が発生しますから、乾期にも注意が必要ですね。灰を集めたりするグッズもそろった「火鉢セット」も販売されています。
わたしは毎朝、南部鉄瓶でお湯を沸かして、白湯をのんだり、紅茶や抹茶を楽しんでいます。ふつうのヤカンで沸かすよりも、お湯がまろやかに感じます。あなたも「昔ながらの火鉢で心があたたまる」そんな優雅なひとときをおくってみませんか。
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リノベーション物件はデメリットもちゃんと知っておこう
これまで「新しいモノよりも古いものを。いいものを長く使いましょう」というお話をいろいろとしてきました。たしかに新しいものには新しいものの良さがありますし、古いものには味わいや、古さゆえの懐かしい感があります。
新築よりも安い家賃で借りられる、新築よりも住みたい地域を選びやすいといった大きなメリットのあるリノベーションの賃貸物件がブームですね。 しかし賃貸のリノベーション物件には、デメリットもあります。
築年数の経った建物の場合、建てた当時の建築基準に合わせているため、耐震性、耐久性が現在の基準を満たしておらず大きな地震などが起きたときに心配なことがあります。
こちら↓はご参考までに〜。
なので、リノベーション物件を見るときには、必ず「どこをリノベーションしたのか」工事内容をしっかりと確認しなければいけません。場合によっては図面や仕様書を見せてもらいことも可能です。
しかし、全ての業者がいい業者ばかりではありません。 中には悪質な業者がいて、見た目だけきれいにして、簡易的なリフォーム程度の工事だけでリノベーションしたと掲げている賃貸物件もあります。
ひどいケースでは、ユニットバスを最近主流のトイレ独立型にしたのはいいのですが、ただ仕切っただけで、トイレ側には換気扇がついていないという問題が起きたこともあります。
見えない場所として大きなものは配管です。 配管が古くなっていて「配管も交換済み」とあるのに、見えない部分だからと、ちゃんと工事していないこともあるので、水廻りのトラブルが起きることもよくあります。
もちろん配管、設備、耐震性、すべてをしっかりときれいにしたリノベーション物件もたくさんあります。デメリットばかりではないことは、リノベーションの物件がブームになっているゆえんです。
リノベーション物件の場合には、家賃交渉がしやすいというメリットもあります。 築年数の浅い物件に比べて家賃が平均10,000円くらい安くなっています。 リノベーション工事は、不動産会社がオーナーさんに勧めるケースが多いです。
そのため不動産会社側としては、入居者を早く確保したいという思いがあります。 結果、家賃交渉に積極的に応じてくれるのです。なんでも値切ればいいものではありませんが、一度交渉してみるのもいいでしょう。
リノベーションの賃貸物件を契約するときには、こうしたメリット、デメリットを踏まえた上で、見た目だけではなく、建物全体、安全面についても確認してから選ぶようにしましょう。
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