寝室のカビ予防その2
お布団を押入れにしまっている家では、通気性を良くするため、カビ対策として、布団の下にすのこなどを活用しましょう。 寝室のカビというものは意外と発生しやすいのです。
なぜなら、人が一番長く寝室にいるからです。 睡眠時間は平均8時間としても、寝室にそれだけ長い時間いるわけですし、寝ている間はドアも閉められ空気も移動しませんよね。
通気性の悪い部屋に人間が何時間もいることになります。 もし、カビの胞子がすでに寝室にある場合は、寝ている間、ずっとカビの胞子が飛び交う空気を吸っていることになります。
これは考えただけでも恐ろしいですよね。 ですから、寝室のカビ防止を怠ってはいけないのです。 特に小さいお子さんと一緒に寝ている方は、お子さんがアレルギー疾患を引き起こさないようにお掃除や対策にも気をつけあげるべきでしょう。
寝室はそれほど汚れる場所でもないため、お掃除の回数も減ってしまいますが、お天気の良い日は必ず窓を開けて換気をすることを心がけましょう。 カビは湿気が大好きですが、寝ている間、人は汗をかきます。
その量は、1時間あたり50グラムです。 8時間で400グラムですから、すごい量だと思いませんか? この汗はお布団に吸収される分もありますが、ほとんどは水蒸気となり、密室内に充満していることになります。
人がいるだけでリビングの窓が曇ることがありますが、人間は水蒸気として常に汗を出していて、人間がいるだけで湿度が上がるのです。