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生活スタイルに合わせた「換気システム」を選ぶ理由

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生活スタイルに合わせた「換気システム」を選ぶ理由

 

最近の住宅は日々進化していて、高気密・高断熱の家が多くなってきたことは暖房機器のところでお話しました。しかし、高気密・高断熱の家ははたして安全で過ごしやすいのでしょうか。

 

意外にもそこには「落とし穴が」あることを知ってましたか?

 

高気密・高断熱化が進んだ家といのは外気からの熱の出入りが遮断されて、外気温の影響を受けにくいので快適な室温を保ちやすいです。反面、窓を締め切っていると室内の空気は汚れがちになります。

 

締め切っているということは、室内の空気は建材などに含まれる有害物質によって、シックハウス症候群などの体への影響があるという問題も起こりましたね。(改善されてはいますが)

 

少し前まではこうした理由から、アトピーや喘息もシックハウスではないかといわれていました。そこで建築基準法が改正され、住まいに「換気機能」をもたせることが、いまは不可欠になっています。

 

家には換気の基準が設けられています。一般的な住宅でいう「居室」には必要な換気上有効な開口部面積が決められていて、「居室」の面積の1/20以上の開口部(開閉できる窓など)が必要となっています。

 

「換気」と一言で言っても換気にはシステムの種類がいくつかあります。

 

「換気のみ」「随時換気」「常時換気(24時間換気)」「換気+冷暖房(24時間換気・空調)」などになります。その他換気システムには、ダクトを使う方法と使わない方法があります。

 

「ダクトなし」は各居室に設けた給気口から取り込んだ外気を、通気口を設けたドアを介して家中に循環させ、トイレなどの換気ファンから排出する方法。マンションなどのドアには下に隙間が設けられているのを見てことはありませんか?

 

これは、換気のためのドアの「アンダーカット」といいます。(建築物のシックハウスマニュアル)・・・このお話はまた別の機会に。

 

「ダクトあり」は、熱交換ユニットとダクトを通じて室内への給気と排気を行なう方法になります。熱交換をするため、熱ロスが少なく、室内への影響も少ないです。最近では熱だけでなく、湿気も交換するタイプが主流です。

 

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その他、換気に加えて冷暖房もできる全館空調システムというものもあります。設備費用は若干高めですが、エアコンなどの設置が不要なので、廊下や脱衣所も快適となって、間仕切りの少ない広い空間の間取りが可能になります。

 

新築時やリフォームのときには、この「換気システム」のことも考慮しないとです。どんな間取りにしたいのか。居室の面積は十分にとれるのか。業者と相談しながら、生活スタイルに合わせた選択をしたいものです。

 

リフォームの場合は間取りの変更があると、換気まで頭がまわらないかもしれません。面倒な換気上有効な開口部面積の計算ははプロにまかせてやってもらいましょう。

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