インテリアのタイプでトラディショナル?コンテンポラリー?ってなに?
「インテリアを勉強したい」「将来はインテリアコーディネーターになりたい」といったおはなしを、高校生や大学生を持つご両親や、またはご本人からメールで相談されることがあります。
けれど、こういう場合は「まずはなにを目指すか」を決めることだとお話しています。インテリアを考えるのなら「建築」もいっしょに考えてほしいからです。家があってからこその「インテリア」なので。
以前にもお話しましたが「インテリア」は答えはひとつではありません。100の家があったら100通りのインテリアがあります。リフォームと同じですね。でも決まりがないのとおなじくらい自由でいいってことにはなりません。
ひとつの家、もしくは一つのお部屋のインテリアを統一しようと思ったとき、どのようなスタイルのインテリアにするのかをまず決めます。間取りは決まったけど、建ててみたらイメージじゃなかった。
いまの家具が入るスペースがない。思い通りのカラーではなかった。そんなことは日常茶飯事です。なので新築でもリフォームでも、インテリアのことを考えずにやってしまうと、少なからず失敗します。
インテリアのスタイルは、もっとも大きく分けた場合「トラディショナルタイプ」と「コンテンポラリータイプ」に分けられます。 トラディショナルタイプというのは伝統的なタイプのことです。
例えば、古い映画の中に出てくるようなクラシカルな感じのお部屋であったり、アンティークな雰囲気が漂っているお部屋のことですね。 トラディショナルなタイプは全体的にエレガントな雰囲気が漂います。
一方、コンテンポラリーなタイプというのは、いかにも現代風の洗練されたデザインでまとめられたお部屋であったり、ポップな色使いのお部屋であったり、カジュアルな雰囲気漂うお部屋であったりします。
大きく分類すればそのような感じになりますが、現在のインテリアは、実際にはもっと細かく分類されますね。 カントリー調や、和洋折衷、和風、エスニック風、姫系、モノトーン、シャビーシック等々。
あなたの好みも、きっとどれかに当てはまることと思います。 家の顔とも言える玄関がエスニック風なのに、リビングへ行ってみると、いきなりモノトーンで、キッチンはカントリー調などという家を想像してみてください。
一つ一つはセンスの良いインテリアを使用しているとしても、まとまりがないため、センス良く見えないのが普通です。 完全に独立したお部屋内部は、どのようにしても結構ですが、共有部分のお部屋は「統一感」を出しましょう。
ですので、まずインテリアのスタイルを決めて、それに見合った家具を玄関部分から揃えてゆきます。なにをどういう風に配置したいのか。アンティークなのか今風なのか。
家具を選ぶときにお勧めなのは、通販のカタログです。 通販にもいろいろ種類があるのですが、実店舗で購入するよりもかなり安い価格でインテリアを販売している通販がいくつかあります。 どうぞチェックしてみてください。
さて、あなたはインテリアをどんなイメージでもっていますか?大切なのは「統一感」です。そこさえ間違わなければ、あとはやってみることです。「失敗は成功のもと」だと思って、迷わず挑戦してみましょう。
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