洗濯機のカビ掃除その3
主婦の方のなかには、お酢をお掃除に使っている方もたくさんいらっしゃるでしょうから、何かの拍子で、お酢と塩素系漂白剤を混ぜてしまうと猛毒なガスが発生するのです。
今回、洗濯層のお掃除には、酸素系漂白剤を使ったやり方をご紹介したいと思います。 そして、酸素系漂白剤は、熱を加えるとその効果も倍増しますので、カビのお掃除にも効果的ですし、除菌効果も期待できることでしょう。
酸素系漂白剤の成分と言えば、過炭酸ナトリウムですよね。 中学生の理科の時間に習ったことを思い出す方もいらっしゃると思います。
これを水に溶かすと「炭酸ナトリウム」と「過酸化水素」に分解されます。 そして、炭酸ナトリウムは水によって、弱アルカリ性になりますし、これを温めると、過酸化水素が、水と酸素に分解されるのです。
説明が長くなりましたが、この水と酸素に分解されるときに、色素を分解する作用があるため、漂白剤として使われています。
ですから、漂白作用を発揮させるためには、お湯でお洗濯することがよいでしょう。 そして、効果が出やすいのではないかと思い、せっけんと一緒に漂白剤を使う方もいらっしゃいますが、これは逆に効果が出ません。
先にに石鹸などでお洗濯をして、その後、お湯で漂白することが正しい方法です。 では、実際にお湯と酸素系漂白剤を使って、洗濯機のカビをお掃除してみましょう。
お湯は、洗濯槽にたっぷり必要ですので、お風呂の残り湯などを使うと良いでしょう。
次回もこの続きのお話でーす‼︎