賃貸の稼働率アップにつながる「リノベーション」のメリット
住みたいように、家にプラスアルファを加えてプラスの状態にすることをリノベーションといいます。古くなった家を新築の状態と同じように戻すリフォームとは少しニュアンスがちがいますね。
リノベーションによるメリットの一番はコスト。二番は稼働率のアップになります。 賃貸物件の場合、オーナーさんが最も気にするのは部屋の稼働率ですね。 空室ばかりのマンション、アパートでは、オーナーさんの負担が大きすぎます。
しかし築年数の建った古くなった賃貸物件は、なかなか新しい借り手が見つからず空室続きになるのが現状です。 特に若い人たちには、今時の明るい雰囲気で、フローリングタイプの部屋が人気なので、昔ながらのお部屋は好かれません。
そこで、建て替えを検討するオーナーさんも多いのです。 けれどいくら築年数が古いといっても、かかえるコストは計り知れません。まずは建て替えした場合、リノベーションした場合、二つの観点で検討してほしいと思います。
当然のことながら、全部壊して建て替えするよりもリノベーションの方が断然コストを安く抑えることができますし、工事期間も短くて済みます。 最近はリノベーションを専門に扱う業者もかなり増えました。
地域の様子、部屋を借りる人の世代やニーズ、環境などを踏まえて、どのような部屋にしていけばいいのか、リノベーションをしてくれる業者のコンサルタントと相談をして決めていくことができます。
最近の人気住宅事情、オーナーさんの要望に合わせて最適なプランを提案してくれています。 周囲に小学校、スーパーなどが近くて家族層の多いエリアでは、ファミリーが利用しやすいタイプの間取りを増やすとか。
大学が近くて学生の一人暮らしが多いエリアでは、1LDKの間取りを増やす。 マンションの外壁は明るい雰囲気にして、エントランスも明るく入りやすい雰囲気にするなどニーズに合わせていくことで、部屋の稼働率をアップさせることができます。
利便性のいい場所には既に住宅がたくさんあって新築を建てる場所もありませんね。 仮に新築物件があったとしても満室でなかなか借りることはできないこともあるでしょう。
借り手側にとっても、利便性のいい場所にある昔からの物件がきれいになった状態で借りられるのはとてもうれしいことなのです。 でもリノベーションにもデメリットはあります。
リノベーションのデメリット、それは建物自体が築年数の建ったものをベースにしていることです。リノベーションには耐震工事、給排水設備改修も含まれているので、こういった工事をきちんと行えば問題ないのでしょう。
耐震性をあまり考えずにデザイン性だけを考えて造られた物件は新築物件に比べてやはり不安を感じます。工事を行なう際には見た目だけにとらわれず、きちんと調査をしてくれる業者にお願いしましょう。
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