下駄箱のカビ対策その2
靴は、どうしても雨にぬれることがあります。そのときは水分が靴に含まれている状態になっていますよね。 湿度が大好きなカビにとっては好都合です。 それに靴に汗がついていたりしますと、それはカビの大好物になります。
その靴がしまわれた下駄箱の中では、カビが発生する環境が整ってしまうことになります。 水分はカビに好都合ですから、下駄箱のカビ防止の大原則として、「濡れたままの靴は絶対に下駄箱に入れないこと」これを守ってほしいと思います。
また、履いたスニーカーなどは汗がつきやすいですよね。 女性が素足で履いたミュールなども、直接、足底の汗が靴の内側にしみこんでいます。 靴全般に言えることですが、靴の内側は人間の汗を吸い取っています。
「1日、履いた靴をすぐに下駄箱にしまわないこと」これも大切でしょう。 玄関に靴を出しっぱなしにしておきたくないときには、新聞紙などを敷いて廊下の風通しのいいところに置くなどがいいでしょう。
足の裏は、実は私たちが思っている以上に汗をかいていて、靴や靴下は毎日、その汗を吸収してくれているのです。 ですから、その汗から雑菌が発生すると、靴が臭くなったり靴下が臭くなったりするのです。
そして、靴を保管している下駄箱は、なるべく、まめにお掃除することが大切でしょう。 カビというものは、湿度や温度、それから酸素と栄養があれば発生しますので、お掃除で防げるところは防いで行きたいですね。
カビの胞子が家中を飛んでいても、これらの条件が揃わないとカビは発生しません。 もちろん、おうちの中をカビの胞子が飛んでいるような環境は健康に悪い影響を与えますので、好ましい環境ではありませんが・・・。
次回はこの続きです。