忘れてはいけない「イヌの一日は人間の7日分」だってこと
週末に調子の悪くなったうちのもも部長(コーギー♀もうじき7才)夜中じゅう頻尿と血尿に加えて嘔吐すること数回。明け方に落ち着いてくれて少しは眠ったものの、獣医さんに連絡して診てもらいました。(お食事中の方ごめんなさいね)
ゴメンナサイ今日はリフォームと関係ないうちのワンコのお話です。
病院ですぐにおしっこしてくれたので、注射器で吸い取って顕微鏡でみてくれました。おしっこの原因は「尿道炎」でも、先生曰く「尿道炎で苦しくて吐くってことないんだよね」
なので念のため血液検査。
前に調べた検査結果と比べて、肝臓や胆のうなどの数値も比較してくれて、ていねいに一つ一つ図まで書いてくれて、説明を受けました。
心臓の数値がとても高いとのこと。もしかして心筋梗塞の発作が、寝ている時におきてしまって苦しくて吐いたのかもね。とのことでした。投薬と三日間の「絶対安静」と言われました。
ワンコの「絶対安静」っていがいと難しいものです。よっぽど具合の悪いときにはじっとしているけれど。ちょっと調子良くなると。シャカシャカ(ウチのコはコーギーなんでこんな音がします)家の中を歩いたり。
おしっこで外に連れ出すと雪がだいすきなので、走り出したくなってしまいます。相方さんからは「走るの禁止」と叱られる始末。基本、イヌは走るのが大好き。走れないとストレスが溜まるのでは・・・。
昔はそう思っていました。しかし違うんです。先生からちゃんと話を聞くとわかります。いままで間違った育て方をしたとは思いません。しかし。おやつの与え方。食事の内容。それに散歩の仕方や時間。
ここであえてそこの獣医さんの名前は出しませんが。人間とイヌの違いや、イヌにとってどうすれば長生きするのかなど。いつもちゃんと理にかなった説明をしてくださいます。
「イヌの一日は人間の7日分」イヌは人間の7倍の速度で年をとっていくんだよ。そうなんです。忘れてはいけないところはそこなの。いつもここにくるとハッとさせられます。
朝は元気よかったのに。夕方からぐったり。なんてことはイヌにとったら当たり前。だって7倍の速さなのだから。そこをちゃんとわかっていない飼い主さんが多いとのこと。
ここの先生は「うちに来る子だけでも僕は長生きしてほしいし、それがぼくのできることだと思っているんだよね。だから元気でもときどき様子を見せにきてほしい。具合が悪くなってからでは助けられないかもだから」・・・と。
物言えぬ小さな命だからこそ。わたしたち人間がどこまでちゃんと見てあげられるか。そこが一番大事なことだと。
このたび、ペットショップでの展示開始が変更になりましたね。(少し生後日数が長くなっただけですが)わたしとしては「これからなくなる職業」のトップに入ると思っています。
殺処分ゼロを目指す自治体も増えました。だったらもう「ペットを買う」っていうのはもうやめにしてほしい。子どもの誕生日プレゼントとか、イヌをなんだと思ってるの?って思う。
「ペットを買う」人は「ペットを飼う」のには向いていないと感じています。「かわいいから」「目と目があったから」「さみしいから」そんな理由で芸能人さえもペットショップからペットを買っていますよね。
保護ネコや保護イヌを引き取って育てている人や団体も多くなりました。うちの子も友人宅で生まれた子です。この先何年一緒にいられるかわかりません。でも最後のときもいっしょにいられるようにと思います。
多くの飼い主さん。イヌのサイン見逃していませんか?あなたのペットは本当はアジリティーなんかしたくないし、おうちでゆっくりしたいって思っていません?人の7倍の速さで心臓だって弱くなるんです。
「イヌが喜ぶから」って勘違いして、無理させていると。あなたのワンコはあっという間にいなくなります。ずっといっしょに居たいって思うのなら。今日からやめましょう。そんなに走りたいなら一人で走りましょう。
イヌは「飼い主がよろこぶから」って無理をします。
無理をさせないことが、長生きの秘訣なんです。わたしは、今回の病気が治ったら。また先生に逢いにいきたいと思っています。「元気になりました」って。それが飼い主の義務だからです。