リアリティとユーティリティから学ぶひっかからないコツ
あっという間に 1月ももう終わりに近づいています。このまえ年が明けたばかりだと言うのに。早いですよね。年始めのお正月にはお子さんにお年玉をあげたり、家族で初詣、初売りや福袋を買ったりしました?
お年玉をもらう立場から、あげるほうの立場になってから、お正月はお財布の紐が緩みっぱなし・・・なんてことになっていませんか?まあ、大人だからしかたのないことですけど(笑)
思い起こせば、お正月に初売りや福袋買いには行ったことがないです。安いからってモノを買う習慣がないのです。昔は貧乏だったってこともありますが(汗)本当に必要なものなのか?
そんなふうに考えると必要ではないって思うと買うのを躊躇します。たまに。お客様から、ちょっとした補修や傷の修理など「ただでやってもらえないですか?」と言われることがあります。
なにかのついでのときにはもちろん無償で修理することだってあります。でもね。あなたが商売をやっていたり、サラリーマンでモノを売るお仕事だったら。どう思いますか?
売っているものを無料でほしいと言われても困りますよね。金銭のやり取りがあって、買い物は成立します。住宅販売や不動産販売では「誇大広告の禁止」というのがあります。
しかし、ギリギリの線で業者は仕事がほしいために。「いまなら〇〇がついてきます」「期間限定で〇〇名さまに進呈」などと言って勧誘するわけです。これらに釣られて、いらないものまでついてくる住宅や不動産を購入させられた人はたくさんいます。
おまけに「ただだったから」無料でついてきたものは、こわれても知らん顔で、業者は修理してくれません。挙げ句の果てにはいらなくなって捨てるハメになんてことも、よく聞く話です。
こと住宅やリフォームは大きなお金のかかる買い物です。勧誘や誘い言葉に乗っかって、「安いから」「これは無料だっていうから」「期間限定だから」で買い物するのはやめましょう。
基本は「ただより安いものはない」「ただほど無駄なものはない」と考えておくと詐欺にも引っかからないです。さきにもらってしまうと断りにくくなる心理をつかれます。
草なぎ剛主演のドラマ「嘘の戦争」から引用
「騙しに必要なのはリアリティとユーティリティ。リアリティ、つまりコイツの言っていることには現実味があると感じさせること。そしてコイツは自分の役に立つと思わせること、それがユーティリティ。その二つが揃ったとき、人は相手を信じたくなる。」
まさにそうなんです。ただで貰えるものは路上で配っているティッシュくらいにしておいて(これも広告にだまされるケースがあるけれど)大きな買い物をするときほど慎重に。
ドラマはおもしろいけどね〜^^;
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