不動産広告などでもたまにみかける◯◯物件で注意すること
不動産広告などでもたまにみかける◯◯物件で注意すること
「訳あり物件」ってきいたことがありますよね。そんなに頻繁に聞くことばではありませんけど、不動産広告などでもたまにみかけます。業界では「事故物件」ともいいます。「えっ事故??」
先日もテレビでこの「訳あり格安物件」なるものを放送していました。なかには不動産屋の社長でも住みたくない・・・ってものまで。
その物件は1LDKでバス・トイレ・収納付きなうえに、玄関はオートロック付きのマンションでした。しかも、しかも〜家賃が10500円!!!というおどろきの価格。びっくりですよね。なんで??ってわたしでも驚きます。
けれど「じつは・・・まえの住人の方がここで・・・(このさきはご想像におまかせします)」というお話。いまは内装を前面改装しているところだそう。なかなか契約までには至らないのですが、内装工事が済めば「必ず決まる」と社長さんはおっしゃってました。
その他にも「上階のトイレの水の音が、ベッドの頭の上にある」「1階がボクシングジムで夕方から深夜まで音がスゴイ」「トイレの反対側のドアを開けるとすぐに屋根」「設計上、天井がどうしても低くなってしまった」などなど「訳あり物件」は多いです。
しかし、考えようによっては「訳あり・事故物件」でも入居する本人がちゃんとそれを納得して入居されるのであれば「事故物件だろうが安いからいいでしょ」ということにもなります。
でもねえ。やっぱり気になるでしょ。とくに「事故物件」は。ちゃんと納得して入居したにもかかわらず「やっぱりやめます」ということにもなりかねないのです。不動産屋の中にはこの「じつは・・・」を隠そうとする悪徳な業者もいます。
特に悲惨ななにか・・・があった物件とか。それなので、後々「言った言わないでもめるケース」というのもあります。業界では「心理的瑕疵物件」「物理的瑕疵物件」などとも言います。
アパートに限らず一軒家や中古物件でも、いまはネットでなんでも検索できる時代です。なんでもわかってしまうからこそ、ちゃんと調べて「わあ〜安い!!!」と何も調べずに飛びつくようなマネだけはしないでくださいね〜。
こうした格安物件には「うらがないか?」と一度は疑って聞いてみることは、けっして恥ずかしいことでもなんでもないのです。ちゃーんと聞いて、調べて納得して借りるようにしてほしいと思います。
公式サイト⇒https://bonitapraia.com/