なぜか雪が降ると早起きして雪かきする昭和生まれの・・・。
年寄りってなんでこんなに意地っ張りなんだろうか・・・。まったく子どもみたいなんだから・・・。わたしの父のことです。あっちが痛い、こっちが痛いといいながら、普段はぜんぜん早起きしないのに。
なぜか雪が降ると早起きして、せっせと雪かきしています。どんどん降って降って、もう少しやんでからすればいいものを。庭の先の道路まで行って、振り返ったらまたどんどん積もっていて。
これじゃあいたちごっこでしょうに。それでも腰がいたい。背中がいたいといいながら雪かきだけは他のものにやらせません。なんでですかね。父いわく「配達の人とかくるでしょう」・・・って。そんなこないし。
昔から一度言いだしたらきかない人です。昭和一桁生まれの頑固爺い。自分でやるって決めたら助けをまわりに求めない性格。けれどあとになって「おれがやった」と自慢されるのがむかつきます。
ときどき息子が雪かきしてくれると「やり方が悪い、そうじゃない」と文句を言う始末。こうなると息子は意地でも「もう雪かきしなーーい」となるわけです。80才超えて、無理しないで頼めばいいのにって思いません？
たしかに。父は元職人だし、身体は細いけど体力はあります。見た目も60くらいにしか見えないことも。わたしの結婚式に「新郎」と間違われた笑い話もあるくらい。けどね〜。雪かきを意地でもやるって。
東京にいたときに「新潟って雪すごいところだよね〜」となんどか言われましたが、下越である新潟は海岸に近いのでそれほど降りません。テレビのニュースで流れる長岡や魚沼を「新潟」と思っている県外の人は多いですね。
新潟の雪はベタベタしていて重い雪です。多少降ってもすぐにベチャベチャびなって、うちのワンコも散歩を嫌がるほどです。むしろ庭には雪があったほうが「庭かけまわる〜♪」ができていいのに。
今回のドカ雪で、いつにも増して80才過ぎのうちの父は、せっかく降って孫が遊べると思って喜んで外にでたら、案の定・・・きれいに雪かきされて、ザンネンながら庭での雪遊びは断念することに。
昭和の人はそうなのでしょうか。ご近所の高齢のおばちゃんたちも、普段は腰曲げて歩いているのに、雪かきはなぜか腰がピン!!ってなって、気合い入れてやっています。けどねえ。北海道みたいに雪を捨てるところもないし。
除雪車とトラックが来て、雪を排除してくれるわけではないので。道路に雪を捨てるのはどうなの？って思います。下水に捨てると詰まるので、しかたなく道路なんでしょうけど。他の地方はどうしているのでしょう。
もう雪は溶けはじめて、父の趣味の雪かきはまた当分はお預けですが^^;こんど降ったらまたどうせ早起きしてやるんだろうなあ。まあ趣味なので、口出しはしないけど。腰痛めて病院行くほうが高くなるっちゅうねん。
雪かきは〜。「孫には悪いけど役に立つ」父のお話でした。本当は感謝してるよ〜♡
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