高齢者にとっての暖房器具とは・・・
外は雪が降ったり、気温が下がっていて、歩きづらかったりするので高齢者にとっては冬場はどうしても外出することが少なくなってきます。
そこで、夜はもちろんですが、昼間も家にいる時間が長くなります。ですので高齢者にとっての暖房器具は安全かつ簡単に暖をとれるものが必要になります。
簡単になおかつ短い時間で暖かくなり、暖房費の節約にもなる石油ストーブですが、これが高齢者にとってはけっこう危険な暖房器具であることを知っていましたか。
石油ストーブはむかしから簡単に手軽に手に入るうえに、いまは灯油の値段もかなり下がっていますから節約にはかかせないと思うかもしれませんね。
しかしながら、高齢者の死亡事故の原因のひとつに、寝タバコの次くらいに石油ストーブの消し忘れや、洗濯物などへの引火があげられています。
これにより、石油ストーブでの火事が多いことから最近では高齢者の冬場の暖房器具は電気ストーブがいいとされています。
電気ストーブはスイッチを入れてから点灯するまでの時間が短いです。それに足元や近くのものを暖めるにはとても便利なのです。
価格も比較的安くて、手頃に購入できる値段になっています。デメリットといえば部屋全体を暖めるには時間がかかることでしょうか。
それに電気ストーブは高齢者が使用する場合には、他の暖房器具とちがって近づかないと温度が熱く感じないために、低音火傷をしたり、点いていることを忘れてそばを離れてしまうこともあります。
できればタイマー機能のあるものを購入して、同居の家族が消し忘れのないように配慮しなければなりません。
どんなメーカー、どんな最新の暖房器具にせよ、100%安全だということはありません。使い方を間違えると事故につながりかねないということは注意するべき点です。
小さいお子さんや高齢者のためにチャイルドロックがあるものも、100%安全ではないのです。安全機能というものは人がみているから安全なのであって、放ったらかしはなんでもそうですがダメです。
高齢者をかかえていながらお仕事にでる際には、コタツや電気毛布なども併用するといいでしょう。
リモコン機能が高齢者では使いにくい場合でも「火がでない」というだけでも安心ですし、安全です。
他にも入浴時やトイレなどでも高齢者がヒートショックに陥ることが死亡原因のひとつです。
家族構成や家族との関わり方によっては、最新のものを購入して、事故防止の工夫をしなければならない実態もあります。
大切な家族を守るためにも、お住まいの暖房器具の選び方は家族みんなで相談して、事故のないようにしたいものです。
この続きは「高齢者にとっては暖房器具は暖をとるだけではないのです」こちらでお話させていただいております。
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