仮設トイレがなければ携帯トイレを持参する?
早いものでブラジルはもとより南米では初のリオ・デ・ジャネイロオリンピックは、今年の8月5日から21日まで開催されます。あと3ヶ月です。
国立競技場のトイレについては以前にこちらで↓お話しました。
参考までに・・・。
リオのオリンピック会場のトイレ
オリンピックといっても遠い外国で行われるので、一般庶民にとっては「テレビ観戦」するので、リオ・デ・ジャネイロの情報には、正直なはなし「関心がない」ことかもしれませんね。
しかし、先日の東京マラソンでも号砲直後からトイレに長蛇の列ができたのだそうですから、スポーツするもの、とくに屋外での競技にはトイレはかかせない存在だと言えるのです。
そこで今回はリオ・デ・ジャネイロの五輪会場のトイレはどうなっているのか?と私的に調べてみました。
五輪会場は新規で作られた競技場なので、ネットや写真でみるかぎりは「綺麗」です。しかしトイレには、紙を流すことができない・・・とのことです。
日本人だったら「ありえないーーーーー!!」ってことです。そのために必ず紙を入れる箱が設置されていてトイレに流すことができません。
下水道の処理が十分に進んでいないために流すことができないのだそうです。これにはセーリング会場で使用する湾の汚染が問題になっているのも下水が原因です。
しかも、五輪会場以外のトイレはおおむね汚いという・・・。(管理が行き届いていないトイレは汚い水がそのまま放置されると「蚊」の発生源となります。
ジカ熱って聴いたことありますよね?蚊が発生するということは、ジカ熱以外にもデング熱やチクングニア熱などという蚊を媒介にした、聞いたこともみたこともないような恐ろしい感染症が毎年のように発生しているとのことです。
じゃあ、こうゆう状況をこの8月のオリンピックがはじまるまでにどうにかなるのか?リオ州や政府・自治体はなにをしているのか?
リオ州や政府は、水たまりなどの管理を呼びかけるとともに、蚊の発生源となる水たまりを発見した場合には、役所に通報する携帯アプリを準備しているとのことです。
この夏、リオにオリンピックを見に行く方は、足元に蚊取りベープを持って行くといいかもしれません。
それにしても、ブラジルにはキンチョールとかフマキラーやアースジェット・蚊取り線香などはないのでしょうかね。
まだまだ続くトイレ事情
オリンピックともなれば、日本でもそうでしょうけど。大イベントとなるわけですから、野球やサッカーの比ではないほどに人が集まります。
当然、公共のトイレだけでは数が足りなくなります。今回の東京マラソンでは、今年は選手が36000人。ボランティア10000人が参加しました。
用意された仮説トイレはコース内の40ヶ所には430個。洋式の数は50個でした。しかし、和式トイレばっかしってどうなのでしょう。
おしりをつくのが嫌な人は別としても、「しゃがむ」というスタイルは外国人にとっても苦労するスタイルですね。
それにいろいろ飛び跳ねて汚い・・・。お掃除をする方も嫌になるんじゃないかと思ってしまいます。
仮設トイレの起源は
ちなみに・・・。仮設トイレの起源は1959年4月10日に行われた皇太子・美智子妃のご成婚パレードの際に設置された木製のタルだそう(あまり知られてませんね)
災害時には携帯トイレが活躍
携帯トイレはビニール製の袋の中に高速吸水凝固シートが入っていて、用を足したら高密閉のチャックのついた別のビニールに包んでゴミとして捨てるものです。
仮設トイレはたしかにあれば便利です。しかし震災時にはライフラインが停止するので十分な水を流すことができずに汚物が詰まって悪臭がでたり、仮設トイレが到着するまで時間がかかることがデメリットです。
なので携帯トイレをもっていれば、そうゆう緊急時には便利ですね。
リオ・デ・ジャネイロに携帯トイレをもって行ったほうがいいとは言いませんが。せめて虫コナーズと携帯蚊取り線香くらいはもっていくといいかもしれませんね。
公式サイト
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