雪の多い地域は屋根について計算方法があるのです。
建物の構造の安全を確かめる計算を行う場合に「積雪荷重」を考慮します。
この「積雪荷重」とは。
積雪の単位荷重×屋根の水平投影面積×垂直積雪量と法律で決まっているのです。
新潟県の垂直積雪量も地域ごとに決められていて上中下越と佐渡に分かれています。
ちなみに新潟市の垂直積雪量は1メートルと決まっています。
単位荷重というのは。
新潟県は多雪区域に指定されているため、積雪1センチごとに1㎡につき29.4ニュートンと定められています。
ですので先ほどの計算式に当てはめて計算できます。
新潟県の中で多雪区域ではない粟島浦村と佐渡市の積雪の単位荷重は20.0N/cm㎡です。
新潟市と三条市では、なぜか積雪の単位荷重が30.0N/cm㎡と定められており、注意が必要です。
一般的には使われない計算式ですので設計のプロに任せるのがほとんどですね。
豪雪地帯などは屋根の雪下ろしが必須な地域です。
きちんと屋根荷重を計算されていないと、イザというときに大変なことになるのです。
新潟で水回りのリフォームから外壁などのリフォームはボニタプライアにおまかせください!!
- 作者: 建築知識
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2014/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る