子どもやペットにやさしい女性建築士 堀澤理恵

リフォーム・インテリアや趣味を中心にお話します。

暮らしの手帖の『台所宣言』に学ぶ理由

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母方の実家は旧家で、母の兄弟姉妹は7人いましたので、食事時に遊びに行くと、台所はおばあちゃんを先頭に、お姉ちゃん(わたしから見たら伯母さん)やお手伝いの人でいっぱいで、とてもお手伝いできる状況ではなかったです。

 

その当時の台所は外にあって、ごはんはかまどで炊いていたと記憶しています。流し台はステンレスとかではなく、昔のお風呂のような細かいタイル貼りでできていて、洗い物をするときは桶にしばらく茶碗を漬けておきます。

 

桶がないと、時々カチャンと小さなせとものが割れる音がして、しらないうちにおじいさんやおばあさんのごはん茶碗は「欠け」ができていました。しばらくしてこの母方の実家の台所も改装されてステンレスになっていました。

 

コンロビルトイン型ワントップのキッチン「シルバークイーン」という流し台です。NHKの「とと姉ちゃん」で今後出てくるかもしれませんが、「暮しの手帖」で紹介されたそうです。

 

最近この「とと姉ちゃん」のドラマのモチーフにもなった『「暮らしの手帳」とわたし』という本を読みました。そこにはドラマを思い出すかのように「とと姉ちゃん」の暮らしや商品試験などの様子が書かれていました。

 

その中で「なによりも大事な、それでいて、とにかくおざなりにされてきた台所を考えよう」と昭和29年から23回にわたって「キッチンの研究」の発表に載せた「暮らしの手帖」の『台所宣言』という記事がありました。

 

以下『「暮らしの手帳」とわたし』から引用

台所は暮らしの工場です

台所は暮らしの心臓です

そこで 暮らしをうごかす力が作られ

そこから 家中みんなにゆきわたり

そして また そこへかえってきます

このちいさな場所に日があたり

このちいさな場所に歌がひびき

このちいさな場所に微笑があるかぎり

暮らしは さわやかに回転してゆき

明るい明日が 明るい今日につづきます

ちいさいが 大切な心臓

ちいさいが 大切な工場

この暮らしの工場に

能率のよい機械をすえ

つねに完全に整備し

最高の効率を発揮させる

すぐれた責任者

それが あなたです

ここに ささやかな研究があります

ささやかな研究ですが

あなたの仕事に役立つと信じて

この三年

情熱をかたむけつくし

力のすべてを注ぎこみました

読んでみてください

 

「暮らしの手帖」では10年にわたる台所の研究で、流し台の材料として、もっとも欠点の少ないのは「ステンレス」だと結論を雑誌に書いたそうです。

 

あなたの家の台所はどんな感じですか?実際にショールームに行って自分で感じてみましたか?使ってみて、料理を作ってみて、洗い物をしてみて使い勝手はいいですか?

 

現代の日本のメーカーはきちんと商品試験をしているので、粗悪な商品はみあたりません。しかし、さまざまな素材が流行しています。台所のリフォームを考えるとき、それはあなたの暮らしに見合った台所ですか?

ご参考までに・・・

 

rainha-rie10.hatenablog.com

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