中古住宅と空き家?その判断基準は?
中古住宅と空き家?その判断基準は?ということについてです。
「ここは人が住んでいるの?」と疑いたくなるほど庭が草ボウボウだったり、外見からして、窓の障子がボロボロ。玄関に郵便物が溜まっている。
こうゆう家はだいたいがもうすでに「空き家」になっていることもシバシバ・・・。
「空き家」と「中古住宅」では聞いた感じは似ていますが、意味は違います。
「空き家」というのは、以前からだれも住んでいない。もしくはもう住んでいる人が居ない。あるいは住んでいたが引越してそのまんま。
高齢で亡くなってしまって、処分する身内もいない、または遠方にいて手がつけられない。
などを言います。従って「空き家」は、知らないうちに誰かに相続で税金がかかっていることもオオアリです。(大丈夫ですか?どこかに空き家を所有していませんか?)
「空き家バンク」というものがあって、いまでは各自治体で管理されていたり、空き家を利用すると補助が出るという制度もあります。
グーグルで「空き家問題」と検索すると約685,000件も出てきます。それだけ全国に空き家があるということですね。
最近では中古住宅が町中に目につくようになりました。これも国土交通省の施策の一つです。
国は「新築よりもリフォーム」を推進しているからです。
では「中古住宅」とはどうゆうものをいうのでしょうか?
「中古住宅」とは、築後年数が2年を超えている住宅または既に人が住んだことがある住宅です。
この規定は中古住宅をリフォームする際にローンを借りたりするときに聞かれます。
なので、既に人が住んだことがあるかどうかの確認方法は「住んでいた本人」からの自己申告になるのです。
中古住宅は中古物件などともいいますね。
築年数が相当に古い住宅から、転勤などでやむなく手放すこととなった、まだまだ新しい住宅までが検索するとかなりあります。
なかにはものすごーーーく格安の「わけあり物件」などもあって、住む方が気にしないのであればいいですが、そこで事件などがあった場合はきちんと不動産屋さんに確認しないとですね。
(わたしはお化け嫌いなのでムリです^^;)
中古住宅は、「中古」と言われるくらいなので、車と一緒で、一度他人が住んだことのある家なわけですけれど、最近の若いかたはあまり気にしないようです。
35年の住宅ローンをムリムリ組んで、新築住宅を建てて自分の家として住むことよりも、中古住宅を安く購入して、安かった分の残ったお金で自分でリフォームされて住むケースが増えました。
「いいものを作ってきちんと手入れして長く使うこと」でもお話しましたが。
国土交通省は数年前に「いいものを作って、きちんと手入れして、長く使う」を提言しています。
中古でも基礎がしっかりしていたり、外壁や屋根も補修すれば、またそこから先に数十年と家は長く保ちます。
メンテナンスをちゃんとすることで、住まいは長く使うことができるのです。
ここ数年は中古住宅を購入されてリフォームをしたい。というご依頼が増えました。新築に比べるとおよそ半額に近い金額でリフォームすることができますから、お財布にも優しいですね。
中古住宅を購入されてリフォームを行う場合は、購入して住まわれてからでも、もちろんリフォームすることは可能ですが、リフォームすると決めているのであれば、住む前のほうがリフォームはスムーズです。
工事中の音やホコリには業者としては十分に注意はしますけど、それでもやっぱり住んでいる方にとっては気になるところです。
小さいお子さんがいたり、高齢のかたがいらっしゃる場合はとくに「住む前」のリフォームをオススメします。
公式サイト⇒https://bonitapraia.com/