ロケみつから学んだこと
もう新年は明けてしまいましたが、年末はテレビで「ロケみつ」の再放送をしていましたので、大掃除や、書類の整理などのかたわら、見ていました。
大好きな旅番組だった「ロケみつ」はもう終わってしまって、再放送でした見ることができなくなりましたので残念です。
主人公のさきちゃんがスイスに行ったときのことです。
スイスは物価が高くてレストランで食事をしようにも金額の高さにびっくりします。
マクドナルドのハンバーガーセットでさえ1000円するのです。
困り果てて入った店の女性店員が日本人で、おまけに自宅で食事に招待されてさきちゃんは大喜び!
日本人女性にスイスで出会えて日本語で会話できたことにも喜んでいましたが、さらにその女性からスイス事情についていろいろ知らされます。
お酒類、例えばビールが50円なのに対して水は400円もするということ。
まだまだあります。
スイスの動物事情です。ここが一番深く感じた場面です。
スイスで犬を飼う場合は税金を支払わなくてはいけないのです。
さらに飼うためには免許がいります。
税金を支払ったり免許がいることで犬も人間並みの恩恵を受けているのです。
テレビのドキュメンタリーなどでスイスの町で大型犬が列車やバスに乗り込んだり飲食店で足元にうずくまる。
ブティックやお店の入り口でリードなしで座っている。
そんな光景をみたことはありませんか?
犬を飼うためには講習も義務づけられています。
講習は、初めて犬を飼う人が犬を手に入れる前に2時間半受けないとです。
内容は、躾けの大変さ、税金以外に掛かる経費、例えば犬の体に埋め込んで飼い主を識別できるようにする番号登録の電子チップや毎年の予防注射などの講義を受けます。
飼うだけでかなりの金額がかかるので話を聞いただけで飼うのを諦める人も多い」ということです。
日本のようにペットショップでこの子と目があったから。
こどもが欲しいといったから。
などの理由で安易にペットを買ったりできないのです。
動物を飼うということは、私も毎回ペットのところで書いていることですが命の責任を一生負うことです。
日本ももっと動物に対して人間なみの制度を取り入れれば物言えぬ沢山の小さな命を救うことができるのではないでしょうか。
殺処分される犬の多い日本にはこの犬税の導入、飼い主識別の番号登録制度による電子チップの採用は必要なんじゃないかと感じました。
「ロケみつ」を見た多くの日本人がスイスの動物事情を聞いて様々な場面で手をあげて発言してくれることを信じます。
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