昔ながらの火鉢を使って南部鉄瓶でお湯を沸かす生活もいいなあ
なにかにつけて、昔っぽモノに心が惹かれます。そのなかでも昔ながらの火鉢がわたしのなかでは暖房器具としては注目するアイテムのひとつです。電気を使いませんから、電気代節約の一役となっているのです。
母方の実家ではいまでも使っています。火鉢のまわりでスルメを焼いたり、学校から帰ってくると「手をあたためなさい」と祖母にいわれたものでした。いまでも実家の倉庫には火鉢があります。
もちろん、若い人たちは火鉢を見たこともないでしょう。 実際に火鉢で暖房のための電気代が節約できるのでしょうか。 けれども部屋全体を火鉢で暖房することは無理があります。
局所的な暖房に限られてしまうと考えてください。 火鉢をしらない人でもいまは人気がでてきました。若い人たちに火鉢が人気なのはインテリアの一種としてでしょう。 暖房能力は小さいのです。
それでも昔は十分な暖房器具でした。 冷たい手を暖めることぐらいしか火鉢にはできませんが、床暖房を付けながら火鉢を囲んでいると気分的に暖かくなりますね。老舗の旅館などでも見ることがあります。
部分的にしか温まらない火鉢ですが、家族が小さな火鉢の周りに集まる風景も悪いものではありません。火鉢といろりでお湯を沸かしたり熱燗を付けたりするのもいいでしょう。
一人で晩酌もいいでしょうし、夫婦でお茶のみも悪くありません。 暖房器具に何を求めるかが重要です。 電気代の節約のために火鉢だけで暖房を取ることは止めた方がいいですね。 現実的ではありません。
それでもインテリアの一部として購入するのなら、小さな火鉢と大きな火鉢がありますから、部屋の間取りに合わせて購入するとよいでしょう。間違った使い方をしなければ、長く使えるものです。
暖房器具は昔と比べると格段に進歩しています。 電気の登場が大きな変化点です。 最新技術を使っている暖房器具の場合の方が電気代節約の効果は高いでしょう。火鉢は心が落ち着くあたたかさと、捉えて使いましょう。
それを踏まえた上で火鉢を使いたいならば、炭のおこし方を上手にならなければなりませんね。 また、一酸化炭素が発生しますから、乾期にも注意が必要ですね。灰を集めたりするグッズもそろった「火鉢セット」も販売されています。
わたしは毎朝、南部鉄瓶でお湯を沸かして、白湯をのんだり、紅茶や抹茶を楽しんでいます。ふつうのヤカンで沸かすよりも、お湯がまろやかに感じます。あなたも「昔ながらの火鉢で心があたたまる」そんな優雅なひとときをおくってみませんか。
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