子どもやペットにやさしい女性建築士 堀澤理恵

リフォーム・インテリアや趣味を中心にお話します。

おわったら外すものとは。

今日はおわったら外すものの話しです。

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数年前のある日アゴに硬いものを感じて、「ん??なんだろうこれ??」と気になって、痛みはありませんでしたが、まず最初に耳鼻科に行きました。

 

耳鼻科では「リンパ腺かなあ」「でもねんのため皮膚科にも行ってみたら」と言われ、皮膚科へ。

 

皮膚科では「CT撮らないとわからないから口腔外科を紹介するね」と、次は大学病院の口腔外科へ。

 

ここではCTを撮ってもわからず、けっきょくMRIを撮るはめに。

 

やっと「硬いもの」の正体がわかり、アゴを切るわけにはいかないので口の中から歯を3本抜いて平成18年に骨髄炎の手術をしました。

 

そこから先は長い道のりになりました。

 

手術したせいで右アゴの神経が飛び出したままなのです。

 

なので、右側の抜いた歯はずっと仮歯のまま10年近くも歯科大に通院しています。

 

いろんな治療をしました。顔面針治療・温熱療法・電磁波療法・薬物療法など・・・。

 

それでも効果は見られず今も仮歯状態です。

 

これがまたやっかいで、硬いものや、ガムなどのくっつくものは仮歯が取れてしまいます。

 

仮歯を何回、何十回取り替えたことでしょう。

 

「リフォームや建築でも」これと似たことがあります。

 

仮足場といいます。ご存知の方も多いでしょうから説明は詳しくはしませんが。

 

外壁や屋根を修理したり、窓枠などの塗装のときに仮足場を設置します。

 

「仮」ですからそのまま家につけておくものではなく、修理や補修がおわったら外す目的のものです。

 

建築基準法でこの仮足場の設置方法などは決められていて、強風や風雨でくずれないように資格を持つ技術者でないと組み立てられないです。

 

組み立てる順番も決まっていて、外すときも技術者または技術者の指導のもとに行います。

 

建築材料ではないので、何度も同じものを使用します。

 

古くなったら交換して、また使うのです。

 

この仮足場が先ほどの「仮歯」のようにしょっちゅう外れたり、割れたりしたらどうでしょう。

 

職人さんは怖くて仕事になりませんね。

 

そんなことはいままで経験がありませんが、マンションの耐震偽装のニュースや、構造計算の偽装の話を聞いていると。

 

もしかして仮足場は大丈夫??って思ってしまいます。

 

あってはいけない事故につながらないよう、建築現場は特に注意が必要です。

 

「安全第一」と現場に掲げていても本当に安全なのでしょうか。

 

現場の職人さんにきちんと注意事項を伝えていますか?

 

大きなところばかり見て、小さいことを見逃さないようにしないとです。

 

わたしの仮歯は支える土台の神経が完治するまでまだまだ何回も外れることでしょう。

 

「仮」なのだから仕方ないのですが、再手術しても効果が見られるかわからない場所なのでストレスもたまります。

 

それでも何年かかっても治ると信じて通院しています。

 

おわったら外す仮歯とは、これからも長いつきあいになりそうです。