マンションリフォーム注意点
3LDKの中古のマンションを購入された方からリフォームについて問い合わせがありました。
一般住宅とマンションとの違いは「共有部分」という廊下やエレベーターやエントランスなどのスペースがあるということです。
持ち家であれば道路からすぐに家具や機材を運ぶことができますが、マンションでは特に階数が上階だったりすると運ぶ手間もかかります。
脅かすわけではありませんが、業者によっては高額な手間代を請求されることもあります。
部屋の中はもちろんのこと。クーラーの室外機の位置やブレーカーなどもちゃんと確認してくれる業者さんがいいですね。
弊社はいつも最初にお部屋を拝見するときに(専門用語では現地調査といいます)行うのは、とにかく写真を沢山撮らせていただきます。
確認申請の図面がある場合はいいのですが、無い場合は特に細かい部分まで写真を撮ります。
お客様といろいろなお話をしながら、ご希望や思いなどをお聞きしながら図面を起こしたり、写真を撮ったりして一番最初の訪問は1時間以上かかることもあります。
帰りがけには共有部分である廊下の幅やエレベーターの大きさなども測っておきます。
一般住宅では、外回り(排水・樋・屋根・外壁など)も調査します。
部屋の中だけではなく、外観も撮影して最初の現地調査は終了となります。
給湯器などが古かったり、床暖房器などが故障していて、必要であれば後日、カギをお借りして設備関係の調査を行うこともあります。
その後に図面と撮影した写真、お客様からお聞きしたご要望や思いなどを参考に、見積を作成します。
次回はその見積についての注意点をお話します。