パラコード・いぬ・ハンドメイドのmorie

犬や猫の首輪・リードをオーダーメイドするパラコード作家のmorieのブログです。

わたしたちがペットからもらうもの

今日は「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」という本を終日読んでいました。



数年前に購入して、何度か手にした優しい本です。



本の最後に掲載されている有名な詩です。





虹の橋





天国のほんのわずか手前に「虹の橋」と呼ばれている場所があります。



人間と愛し合っていた動物たちは、この世を去ると『虹の橋』へと向かうのです。



そこには牧草地や丘があって、動物たちはみな仲良く一緒に走り回ったりして



遊んでいます。



食べる物も水も、太陽の光もそこには豊富にあって、温暖なところで誰もが快適に過ごしているのです。



病を患っていた動物も、年老いていた動物も、皆がエネルギーを取り戻し、傷を負ったり、不自由な体をしていた動物も、元気いっぱいの元の体を取り戻すのです。まるで過ぎ去った日の夢のように。



ここにいる誰もが幸せで、満ち足りた生活をしています。でも、たったひとつだけ、気がかりなことがあるのです。



それは、自分にとって特別なあの人が近くにいない寂しさ。



動物たちは、みな一緒に走り回って遊んでいます。



ある時、その中の一匹が急に立ち止まり、遠くの方をじっと見つめます。



その瞳はキラキラと輝き、身体は喜びで小刻みに震えています。



すると、突然仲間から離れ、緑色の草の上を走って行きます。ものすごいスピードで。まるで空を飛んで行くかのように。あなたを見つけたのです。



『虹の橋』での再会を喜び、二人はしっかりと抱き合います。



そして、離れたりすることは、もう二度とありません。



幸せに満ちたキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたは愛する友を両手で優しくなで、信頼にあふれた友の瞳を再びのぞき込みます。



あなたの人生から長い間失われていたものの、心の中では一時たりとも消え失せることのなかった、その瞳を。



そして『虹の橋』を渡っていくのです。二人一緒に、、、



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老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得 (双葉新書)

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