非日常から学ぶもの

お正月休みを利用して温泉めぐりをしています。
今回は新潟をはなれてさらに雪の多い北国に友人と来ています。

日常から少しだけ離れて普段は見たこともない絶景に驚嘆したり、美味しい食事を食べたり露天風呂などに入っていると日頃の喧騒を忘れさせてくれます。

非日常から学ぶメリットは他にもあります。

目的地だけではなく、周辺の建造物や歴史に残る名所を訪ねたり、時には近くまできたついでに知り合いのお宅にお邪魔したりもします。

建築という仕事柄、他人の家に土足でズカズカと上がって、あまり他人には見て欲しくない場所まで拝見するということが日常です。

お客様にとっては「ここはちょっと」という押入れや、物が沢山あるキッチンなどはみられると恥ずかしい場所もあることでしょう。

こうしたことに慣れてはいけないと思いつつも長年にわたって「人様の家を修理、修繕、新築する」という仕事にかかわってきたゆえに。

「他人の家にあがる」または「尋ねる」ことに物おじしない性格です。

今回も温泉めぐりを含めて数日間は友人の家にお世話になります。

昔から「一宿一飯の恩義」といって宿泊させていただくからにはなにかしらのお礼を持参したりするものですね。

今回は少し長丁場になりますので、お世話になっている間にインテリアの配置換えやできればお掃除などもふくめて「一宿一飯の恩義」をして帰ろうと計画中です。

おいしい食事と露天風呂からの絶景を眺めてこれからの仕事やインテリアのアイディアが浮かんできました。

非日常というものはこうゆうメリットが沢山あります。学べることが多いです。

時にはがっかりすることもありますけど。（笑）

様々な建築物に触れることでまた新たな気持で仕事に向かう勇気と希望が湧くことは必然です。

何事も経験しないと語れませんから。今回は沢山のお土産をもって帰れるよう色々なものを見て吸収してこようと思います。