人生に影響を与える一冊になればいいけど
気になりつつも。
遅ればせながら又吉さんの「火花」をようやく買いました。
やっと、やっと、買うに至ったのです。
ちょっと前評判が良すぎたので。
よく言う。
あまりにも評判倒れだったりしたら見たくない映画だったり。
本だったり。
それでも、ずっと気になっていたので。
人生に影響を与える一冊になればいいなあ〜って思って購入。
むかしは、「芥川賞」って聞いただけで早々に購入していたものです。
でもあまりにも前評判が良すぎると。
気にはなっていたけれど、最初は読む気がまったくしなかったのです。
なにをいまさら・・・ですね。
芸人の方が書いた芸人のはなし。
芥川賞という賞をとったのだから一度は読んでみないとね〜。
という気持ちでした。
感想はさておいて。
最初の2〜3ページ読んで本を閉じました。
このまま読むすすめられないほど意味不明でした。
それでも、いやいや〜もっと読めばきっと面白くなるのでは?
という期待を込めて。
再度、本を開きました。
売れない芸人さんはみんなこうだったのかなあ。
と思いながら読み進めます。
それにしても文章が黒い。
黒いということは漢字が多いということです。
昔の小説を読んでいるようで、ふりがながない箇所は正直二度三度と振り返って確認しないとでした。
語り口調がいまの又吉さんが話している感じなので、イメージとしては主人公=又吉さん。なのかなと。
読み始めて2時間ほどで一気に読み終えました。
読みたくて読んだというよりは、無理やり読み終えた感じです。
小説は好きでかなりたくさん読んでいます。
こうゆう硬い感じの文章は正直キライではないです。
現代の若者や学生さんたちの活字離れや紙の本へ触れることの少なさからすれば、きっと役にたつ本なのでしょうね。
熟語の使い方、言い回しなどは参考になるところはたくさんあって、国語の勉強になりました。
さて、内容ですが。
いくら漢字ばっかりの真っ黒な文章でも2時間でさくっと読めてしまうのです。
芸人さんの芸人になるための数年間のお話なのに。
正直、心に残る箇所がなかった・・・というのが読み終わったときの感想です。
きっと私には理解する頭がないのかもしれませんね。
文学賞作品は数々読んでいます。
心に残る作品は数多くありました。
残念ながら今回は国語の勉強になったというだけで。
きっと二度と開かないかな〜って思います。
又吉さん、ごめんなさいね。
分かる人にはわかるのでしょうね。
主人公が崇拝する先輩芸人が最後に豹変する結末。
これが言いたいことだったの??
この2時間を返してくれ!!!!!って思っちゃいました。
読み終わっても「火花」の意味すら理解できなかったのです。
みなさんは読みました??
わたしとは違う感想でしょうか。
だとしたらわたしの勉強不足ですね。
わたしの仕事とするリフォームもこうゆうことが多々あります。
お客様の思いとこちらの提案するものが咬み合わないことも。
リフォームの場合は。
思いをたくさんお聞きして修正することが可能です。
本の場合は。
好みの問題なのかな? というところでしょうか。
次はいつも読む作家さんの本を購入しました。
ちょっと、いつものカレーが食べたくなった感じでしょうか。
ようやく大好きな季節。読書の秋に入ったので。
お口直しにもう少し読書の秋を楽しみたいと思います。