思わず美味しいコーヒーとおにぎりが食べたくなる映画でした。
もう10年前の映画「かもめ食堂」ってご存知でしょうか。ちょっとあらすじをお話すると、キャッチコピーは「ハラゴシラエして歩くのだ」で、食堂のメインはあくまで「おにぎり」って言うコンセプトの面白さもさることながら。
フィンランドのヘルシンキを舞台に、素敵な食堂で、素敵な仲間たちとゆったりと交流を繰り広げていく様子を描くお話。あまりの新鮮なお洒落さに、自分もキッチンを変えてみたいと思った時期がありました。 白色や水色を壁に取り入れているだけでも北欧の佇まいが粋で素敵です。
もし、新築やリホームを考えている方が北欧ファンなら、押さえておきたいポイントは、それぞれ沢山ありますよね。 大切なのは、まず、自分のイメージをしっかり固めてみること。
それから、おおよその予算を出して絞り込みます。見た目も大事ですが使い勝手など後で困らないようにする配慮も必要です。 壁を白いタイルにすると、どんなアイテムもスタイリッシュに決まるのではないでしょうか。
わたしは映画を見ただけで、フィンランドには行ったことはないけれど、「かもめ食堂」は素敵な物語でした。ここに登場する三人の日本人女性と、地元の人達との交流もゆったりしていて見ていて気持ちよかったですし。
何度もなんども出てくる、ゆったりとコーヒーを入れるシーンや、実際に料理を作ったり、みんなでおにぎりを作って食べているところが、もうなんとも言えないくらいに見終わったあとで「思わず美味しいコーヒーとおにぎりが食べたくなる」映画でした。
けっして食堂が、とても凝った作りではないけれど、水色の腰壁がいい感じに「北欧風」に塗ってあって、食器やテーブル・椅子も素朴な雰囲気です。お店の改装や、ご自宅のキッチンのリフォームには、とても参考になるのではないかと。
あくまでも個人の感想ですけど、美味しくて、優しくて、ホッコリする「かもめ食堂」でした。
公式サイト⇒https://bonitapraia.com/