家造りやリフォームではネットで工務店を選ぶ時代なの?
家造りやリフォームではネットで工務店を選ぶ時代なの?
工務店と保証
一般的に住宅は何十年も住み続けるのですから、いずれはいろいろなところが傷んできます。 そのため工事を依頼した工務店がどのレベルまで保証しているかをチェックしておくことが大切です。
もちろん、地元の工務店の場合は、何十年もの保証を確約してくれるはずはありません。 その点で言えば、大手ハウスメーカーはしっかりした保証を確約してくれます。 20年や30年保証が一般的になりつつあるのです。
しかし保証が確約されていない場合でも地元の工務店では地元に密着していますから何十年にも渡って保証してくれる可能性も大手ハウスメーカーに比べると高いということがいえます。
大手の工務店の場合は30年の長期保証などがあります。 長期保証をするためには定期的なメンテナンスが欠かせません。 あなたの家を自分でチェックしてみて、痛みが出ているところがあればすぐに直してもらいましょう。
放置しておくと、だんだんと傷みが広がるからです。 最近は耐久性と耐震性能が重要視されるようになってきました。 メンテナンスの情報は確実に次の担当者に引き継がれなければなりません。
大手ハウスメーカーの場合は担当者が変わることが多いですが、工務店の場合はずっと同じ人となるでしょう。 職場を辞めない限り、担当者は変わらないのです。または社長が代々に渡って引き継がれますからメンテナンスの面でも十分対応してくれます。
この他に第三者機関が建築物の保証をしてくれるケースがあります。 このような保証制度を利用することも考えましょう。 工務店は小規模ですから、工事が終わらないうちに経営難になるケースも少なくありません。
地元に密着していて、なおかつ長年にわたって建てた家やリフォームした家をメンテナンスしてくれる長くお付き合いのできる工務店が一番いいでしょう。
利用できる保証も調べてみるといいでしょう。 口コミサイトではどのような工務店が危ないか書かれています。 知人や近所からの口コミ情報も有効ですね。 安心して家が出来上がるのを待ちたいものです。
工務店とスキル
地域での口コミだけで工務店の営業が済んでいた時代は終わりました。 これからは積極的な営業を進めていかなければならないのです。 もちろん、口コミは重要です。 自分たちが家づくりに携わったところの人から高い評価を得られれば、それは大きな宣伝効果となります。
ただ、集客のためのスキルを持たなければならない時代となったのです。 もちろん、工務店ですから家づくりの技術も磨かなければなりません。 営業担当者や社長が自らがウエブの技術を学んだり マーケティングスキルをアップさせるためのセミナーなども開かれています。
生き残りをかけた対応になるのです。 人を集めるだけなら内覧会を開けばいいと思うかもしれませんが、それでは住宅施工の契約まではつながりません。 お客がいなければ、工務店の経営はすぐに行き詰まってしまうのです。
職人の腕を振るうためのチャンスを作ることが重要なのです。 工務店がいい家を作るのは当然のことですから、それを主張しても意味がありません。 インパクトに欠けるのです。
ただ、工務店の多くは地元に根差した企業ですから、改まって営業をすることも難しいかもしれません。 お願いするだけで契約が取れるわけではありませんから、自分たちの良さをアピールする方法を学ばなければなりません。
お客に対して情報を発信するのです。あなたも見たことがきっとあることでしょう。工務店ブログや、工務店のホームページ。もしかしたらあなたの地元の工務店はホームページを作っていないかもしれません。
口コミサイトなどでは地方の工務店の情報はほとんどありません。 これはもったいないことです。地方や地元の工務店はこうしたインターネットでの営業活動になれていないのです。
しかし、時代は日々変化しています。ダイレクトメールや訪問での営業では建設業としては成果があがらないでしょう。これからはインターネットを利用して自社の良さを知ってもらう活動を行う工務店が増えていくことと思います。
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