それは一般ごみ?産業廃棄物?地震後のゴミは?
自宅の部屋をリフォームするために新潟市西区の新田清掃センターに以前に行ってきたことをこちらのブログで紹介しました。
過去の記事はこちらで↓
新潟市西区の新田清掃センターに行ってきました!! - リフォームのボニタプライアの女性建築士 堀澤理恵
新潟市はゴミ袋が有料化されて数年経ちますが、ゴミを捨てる場所が近ければいいのですが遠かったりすると高齢者の方などは決まった曜日であっても捨てにいきにくいようです。
なので、燃えるゴミなどは週3回こまめに捨てずにためておいて、一気に出すことが多くなっています。実際にアパートなどでの高齢者の一人暮らしではこのような傾向がみられます。
近所の方と助け合ってゴミを捨てることができればいいのですが、夏などは匂いもしますから一番小さい袋を購入してこまめに捨てることができるといいですね。
新潟市の西区にある新田清掃センターではゴミを持ち込んで捨てに行くことができます。ゴミの持ち込み方や金額などは以前にお話ししましたのでここでは割愛します。
ゴミ分別アプリを活用しよう
引越などで出る大型ゴミと言われるものは新潟市に電話すれば有料で引取にきてくれますね。タンスや机などは名前のシールを購入して貼っておけば決まった日に取りにきてくれます。
しかし、曜日などが決められているために家の前に出しておく日が決まっているだけに忙しい人は出しておく手間を省くためにも清掃センターへの持ち込みを選ぶようです。
新潟市には西区だけではなく各区に清掃センターがあります。自身で持ち込む(搬入することのできる)ゴミは決まっていますから市のホームページなどで確認しましょう。
いまはどこの自治体でも「ゴミ分別アプリ」まで公開していますから簡単にスマホで見れて便利です。アパートの大家さんなどは「ゴミカレンダー」をいちいち入居者さんや学生さんに配布していましたね。
これからはことばの通じない外国人留学生さんなどにも新潟市のゴミ分別アプリを紹介すれば、ゴミカレンダーを配らなくていいという手間が省けます。
一般ごみと産業廃棄物の違い
実際に自身も清掃センターには数回行きました。建築業者なので会社の名前が入っている軽トラは使えません。(使っている人もみかけますが・・・)産業廃棄物はまた別なのです。ここでは捨てる事ができずに専門の業者に有料で引き取ってもらいます。
よく建築現場などでみませんか?コンテナが置いてあって、そこに解体した資材などを入れているのを。(あれは有料なのです)
建築物やその他の産業廃棄物もそうですが、一般ごみとは別に扱われます。どこかの業者が食堂の残飯を横流しして摘発されましたが、材木その他も産業廃棄物なので一般ごみでは出せないことになっています。
ここが建築の仕事をやっていると結構シビアにお金のかかる作業になります。リフォームというのは「解体する」ということが少ないと思われがちですが、床の張替えや外壁の貼り替えではかなりの廃材がでます。
水回りの交換でもキッチンやお風呂の浴槽などは大型ゴミではなく産業廃棄物になるのでメーカーに引き取ってもらったり、こちらで処分することになります。
昔は家をまるごと解体して新築にするときには一気にユンボやショベルカーなどでガシャガシャにして捨てることができたのですが、いまは金物・ガラス・木材等々・・・分別しないと産業廃棄物としても処分してくれなくなりました。
ですので「家まるごと解体」は昔に比べると解体費用はかなりかかります。できれば壊さず、補修してリフォームされるほうが費用が抑えられることになります。
産業廃棄物は一般ごみとは別に処分するということはみなさん業者さんであればご存知だと思うのが当然なのですが、ときどき新潟市の清掃センターでも「これって廃材じゃない?」とみるからに業者のトラックが止まっています。
ルール違反はNGです。しっかりとルールを守っていないとまたいつ法律が改正されてゴミのルールが変更になるかわかりません。
地震後のゴミはどこへ
んー。「専門職員6人を熊本市へ派遣した。震災直後から被災自治体のごみ処理を支援することで、復旧作業全体の短縮を図る。」ってはたしてその人数で足りるの?って思います。
今回の熊本の地震では多くの処分しなければならないモノがあることでしょう。なんでもかんでも有料化されているので、こういったゴミや処分しなくてはならないものはどうするのか?
自治体はどう動いてくれるのか?宮城などではいまだに処分されない瓦礫の山があるとききます。いったいいつになったらだれが?どうやって処分してくれるのでしょう。職業柄こういったことが気になります。調べてまた後日にお話したいと思います。
新潟市の方は↓こちらを参考にされてくださいね。
公式サイト