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外壁塗装の業者と外壁塗装リフォームのポイント【業者と相場編】

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お住まいは築年数がどのくらい経ちましたか?お住まいの外壁はメンテナンスしていますか?外壁は住まいの顔です。定期的に補修することが大切です。そのためのポイントをいくつかご紹介します。

 

【訪問販売の外壁塗装業者に注意】 

そろそろ自宅のリフォームを考えている人で、外壁塗装を検討している人もいるでしょう。その場合、どのような業者ならば安心して任せることができるのか、というのが大きな悩みとしてあるのではないでしょうか。

 

国民生活センターのデータによると、2007年から2011年の間、毎年5,000件以上もの訪問販売によるリフォーム工事の被害相談が寄せられているということです。単純に計算すれば1日10件以上もの被害報告があることになり、そんな状況では外壁塗装の業者には、悪徳業者が多いと考えてしまうのも無理はありません。

 

外壁塗装の悪徳業者が特に多いとされているのは、訪問販売です。普通に生活している限り、塗装工事などは一生のうちに何度も経験することではありません。そのため、費用や相場などを知らないことは、ある意味当然のことともいえます。

 

そういう知識不足につけ込み、悪徳業者が不当に高額な請求をしたり、手抜き工事をしたりするわけです。もちろん、すべての訪問販売業者が悪徳業者というわけではありません。しかし、訪問販売業者が悪徳である可能性は決して少なくないというのが現状です。

 

 そう考えると、外壁塗装をお願いする業者を探す際は訪問販売業者から選ぶのではなく、ネットなどで口コミ、体験談などを参考にして、評判が良い業者を選んだ方が、失敗する可能性は少ないと言えるでしょう。調べる際には、値段などもしっかりとおさえておきたいところです。

 

【外壁塗装業者のここをチェック】 

家をリフォームするとなったら、外壁塗装をする人も多いはずです。その場合、業者に頼む人がほとんどだと思いますが、前もって注意しておかないと手抜きの塗装工事をされてしまうことがあります。塗装のリフォームの現場では「単層弾性塗料」という塗料が使われることがよくあります。

 

単層弾性塗料は上塗りで厚みをつけるのが特徴なのですが、この塗料を多めに希釈して薄く塗る塗装業者が少なくありません。この塗料は上塗りして効果を発揮するものですので、それを指定よりも薄くしてしまうと、当然本来の機能が十分に活かされません。

 

そのため、わざわざお金を支払って意味もない塗装をされることになってしまうのです。そもそも単層弾性塗料は高価な塗料ではありません。しかし、メーカーの指定通りに使うとなると、かなりの量が必要になります。

 

メーカーの指定通りに使うとすれば、大体の目安として150平方メートルほどの施工面積で12缶は必要となります。そのため、見積もり打ち合わせの際に数缶しか使っていないということが分かれば、完全に水増しであると判断することができます。

 

さらに付け加えるならば、単層弾性塗料は塗膜の弾性力はそれほど長くはもちません。よく使われるのはアクリルの単層弾性塗料で、最近ではシリコンの単層弾性塗料も増えてきています。ただし、シリコン塗料といっても、そこまでの弾性力は期待できないというのが実際のところです。

 

性能がそこまで高くないにも関わらず大量に使う必要がある製品のため、外壁塗装業者の中にはこの塗料を使わない業者もいます。

 

【外壁塗装の種類】 

自宅をリフォームするにともなって、外壁塗装を考えている人もいるでしょう。外壁塗装にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴も異なります。外壁塗装に使用する塗料を大まかに分類すると、4つに分けることができます。

 

 一つ目がアクリル系です。塗り替え時期は6?7年で、外壁塗装の中では最も安価なものです。新築住宅の場合、ほとんどがこのアクリル系の塗装が使われています。難点としては、ひび割れができやすく、汚れもつきやすいことが挙げられます。

 

二つ目はウレタン系です。アクリル系に比べると、塗膜が柔らかく、下地の動きによくついてきます。そのため、アクリル系塗料の欠点を補う意味合いがあります。コストパフォーマンスを考えると、最もお勧めできる塗料と言えるかもしれません。

 

三つ目はシリコン系です。塗り替え時期は12?15年で、アクリル系と比べると2倍ほど長持ちします。価格や性能はウレタン系とあまり変わりません。多少ウレタン系よりも汚れにくいという面があります。

 

四つ目はフッ素系です。塗り替え時期が15?20年と最も長持ちしますが、価格も一番高くなります。一般的には、外壁よりも屋根の塗料として使われることが多いです。予算に余裕があるなら、外壁に使用するのも悪くないでしょう。

 

リフォームする際には、やはり予算が限られてくるはずです。高価な塗料を使い、その後ずっと放置したままでいるよりも、10年程度で塗り替えた方が見た目的にも良いという面もあるため、ウレタン系の塗装を勧める塗装業者も多いようです。

 

【外壁塗装の契約前後で注意すべきこと】 

外壁塗装や内壁塗装などの塗装工事は金額が100万円を超えることもあり、リフォームにかかる費用の中でも、その割合が大きいといえます。そのため、後悔しないリフォームにするためにも、できるだけ優良な業者に頼みたいものです。

 

塗装工事を行う際に、契約前後でいろいろと注意すべき点があります。まず一つ目が、最終見積書についてしっかりと説明を受けているかどうかです。打ち合わせをしていくうちに、値引き依頼や工事内容の変更などで最初の見積もりと内容が変わってしまうことがよくあります。

 

もちろん実際の工事は最終見積書に基づいて行われます。そのためしっかりと確認しておかないと、自分が思っていたのと違う工事が行われてしまう可能性があります。これは悪徳業者かどうかという問題ではなく、単なる勘違いの場合もありますので、金額や工種、工事範囲などは十分に確認しておいた方がいいでしょう。

 

また、保証についての確認しておくことが重要です。契約書に保証の規定が書かれていないことは、十分にありえることです。口頭で説明されたり、別紙で説明されることもあるでしょう。基本的に、契約書と保証書は別物です。そのため、保証に関して不安な場合は再度確認してみる必要があります。

 

きちんとした業者ならば、保証書を提示して、内容を説明してくれるはずです。外壁塗装の保証は、塗膜のひび割れは対象外となっているのが普通です。しかし、親切な業者だと、1年以内ならば無料で対応してくれるところもありますよ。

 

 【外壁塗装を行うべき時期】 

リフォームなどで外壁塗装を行う際、どのような時期に行うのがいいのかということを詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。外壁塗装は天候や気温などに左右されやすいので、できれば避けておいた方が良い時期もありそうです。

 

塗装のカタログを見ると、気温が5度以下、湿度が80%以上のときは、塗装を避けてくださいと書かれていることがあります。そう考えると、真冬に外壁塗装をするのは、あまり向いていないとも言えます。首都圏や、南の暖かい地域ならば、そこまで気温が下がることもないので、冬でもそこまで問題になることはないでしょう。

 

塗装は上塗りをしていくのが基本です。そのため、下地が十分に乾いていないと、上塗りすることができません。気温がとても低い場合は下地がなかなか乾かないため、乾燥までに時間がかかってしまいます。特に東北地方では、真冬の時期は気温5度以下の日がほとんどです。

 

さらに0度以下になってしまうと塗膜が凍ってしまうため、もはや仕事になりません。ですので、これらの地域では冬の一定期間は外壁塗装などはほとんど行われていません。また、いつ塗り替えを行うべきかというサイクルは、下地の材料や外壁の種類によって異なってきます。

 

塗装は建物が傷まないために必要なことです。直接、紫外線や風雨などにさらされてしまうと、建物はすぐに傷んでしまいます。そうならないためにも、適切な時期にリフォームを施しておきたいものですね。

 

【信頼できる塗装業者を見極める】  

後悔のないリフォームにするために、外壁塗装は信頼できる業者に頼みたいものです。業者を選ぶ際に決め手となるのは、見積もりや打ち合わせの際に施工内容を詳しく説明してくれるかどうかにあります。優良な業者であれば、説明を聞いているだけでリフォーム後の様子が想像できてきます。

 

また、不安や疑問に思ったことを質問すれば、こちらが納得できるような回答をしてくれます。こちらの疑問に対してしっかり答えられない業者だったら、ちょっと信頼できませんね。リフォームで外壁塗装をするということは、人生においてそう何度もあることではありません。

 

そのため、どういう行程で工事していくのか、なぜその作業が必要なのかということは分からないことが普通でしょう。どの塗料にどういう特徴があるかなど、知っている人の方が少ないはずです。こういう素材は、このような利点があるが、反面このような欠点もある。

 

こちらは性能がいいけれども、その分値段も高くなってしまう。価格は高くなってしまうが、こういう理由でこの作業はした方が良い。などなど、さまざまな説明を聞くことができれば、工事を任せる方としても安心できるはずです。

 

ただ金額だけ告げてきて、工事費用についてばかり延々と語られてしまったら、本当にこの業者に任せて大丈夫なのだろうかと不安になってしまいますよね。塗装後どのような仕上がりになるか、過去に施工した現場を見せてくれる業者も中にはあります。実際にできあがったものを見れば、依頼する側としても安心できますね。

 

【外壁塗装の相場】 

家屋のリフォームの中でも、外壁塗装工事は相場がつかみづらい工事です。というのも、料金の多くを占めるのが職人の人件費だからです。塗料などの材料は、はっきりと価格が分かっているため相場もつかみやすいのですが、人件費はその会社のやり方や工程によって変わってくるので、一概には相場がつけづらいのです。

 

かといって、できるだけ人件費がかからない会社が良いかというと、そういうわけでもありません。人件費が削られれば、できるだけ省力化されることになります。そうすると、塗り方や塗料などもできるだけ安くて、簡単な工法になってしまいます。

 

場合によっては、下地の補修などの手間を削ってしまうこともあります。昨今は建築不況と言われていますが、リフォームなどの塗り替えの需要はまだまだ大きく、そのため、価格競争がより激しいものとなっています。しかし、あまりに価格至上主義になってしまうと、外壁塗装のクオリティが低いものになってしまうことも否定できません。

 

しっかりした外壁塗装を行うとなると、それなりに価格がかかるということをあらかじめ認識しておく必要があります。最近の相場では、1平方メートルあたりいくらくらいが相場ではないかなどはインターネットでも調べることができます。

 

ただ、昔ながらの塗装業者の感覚だとネットで見る値段ではかなり厳しく、相場よりも少し値段は高くかかってくるでしょう。値段を抑えるためにある程度コストを抑えた今風の塗装工事を行うか、ある程度の出費は覚悟してこだわりの職人にお願いするか、予算と合わせて選択する必要があります。

 

【外壁塗装の適正価格とは】 

リフォームの外壁塗装の適正価格を知る上で、そもそも何をもって適正とするのかという定義づけの問題があります。ひとつは相場価格のような、市場で多くの業者にあてはまる価格を適正であるとする考え方です。それと比較して、あまりに高い場合は適正でないと判断されます。

 

もうひとつは、価格を構成している原価と利益のバランスです。リフォームの外壁塗装をする際に、この塗料を使い、こういう行程を行い、利益率がこのくらい、というバランスが良いものを適正価格とする考え方です。通常は、このどちらかを基準にしていることがほとんどのはずです。

 

ただ、このふたつで考えたとしても、一方では適正価格であるのに、もう一方ではない可能性もでてきます。たとえば、高い塗料を使い、丁寧な行程で外壁塗装を行った場合、価格はかなり高くなってくるでしょう。そうすると、相場価格と比べると適正価格ではないけれども、バランスを考えると適正価格であるということもありえるのです。

 

そもそも外壁塗装の料金は、人件費によるところが大きいものです。真面目な塗装業者ならば、きちんと3度塗りをしていることを証明するために、2回の上塗りを異なる色で塗っているところもあります。

 

それに対し、見積りでは3度塗りすると言っていながら、塗装箇所によっては上塗りを1度しかしない業者もいますし、塗料を必要以上に薄めて使い、原料費を安くあげようとする業者もいます。そう考えると、安いから適正価格であるというのは、ちょっと違うのではないかという気もしてきますね。

 

次回はこの続きをお話したいと思います。

 

・外壁リフォームのポイントと外壁補修の注意点

 

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